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まちを照らす光となれ! ~自らの成長が地域に希望を与える~

沖田真奈美
社団法人 京丹後青年会議所
理事長/沖田真奈美
まちを照らす光となれ! ~自らの成長が地域に希望を与える~

理事長所信
2012年度 社団法人 京丹後青年会議所 理事長所信

沖田真奈美
社団法人 京丹後青年会議所
理事長/沖田真奈美

はじめに

明るい豊かな社会だと感じる時は果たしてどんな瞬間なのでしょうか。
青年会議所の目的は「明るい豊かな社会」を築くことです。物質的に豊かで便利な社会になった今、私達の役割は心の豊かさ、精神的な豊かさを醸成することへ移行していると考えます。特に、目の前の全てが破壊され、命のはかなさを日本中が痛感した東日本大震災以降、形あるものではなく、目に見えないものに価値を見出し、心の繋がりをより求めるようになっています。そしてどんな困難をも乗り切ることができる強さと英知、すなわち生き抜く力を養うことが問われていると考えます。

地域の発展のために自己の成長を図ろう

地域の発展のために何ができるのでしょうか。
少子高齢化・人口減少が急速に進む京丹後にとって、まちの将来を大きく左右する私達青年層の役割は大きく、重責を担っています。まちの将来のために、研修を通じて自己研鑽に力を注ぎ、会員一人ひとりが目に見えない強さや英知、そして生き抜く力を高めていきましょう。一度身に付けた英知はどんな状況になっても、再び立ち上がれる強さ、つまり生き抜く力を与えてくれるはずです。ひとづくりはまちづくりと言われます。自己の成長なくしてまちの発展は望めません。地域の発展、活性化のために、まずは自分自身を磨きましょう。

地域のネットワークづくりを進めよう

私達は地域の方々と確かな絆を築けているのでしょうか。
今は心の豊かさ、精神的な豊かさが求められています。目に見えないものを大切にしなければならないと誰もが気づいているはずです。そんな中、今後私達が、一層育んでいくべきことの一つが「人と人との絆=ネットワーク」だと考えます。形式に拘らず、柔軟な体制を取り、45周年ビジョンの提言にあるように“地域で頑張る人達”とネットワークを積極的につくり、連係を強化していきましょう。“夢を語りその実現に向かって翌日には動き出せる行動力のあるまち”を創るには、行政を始め、他団体とのネットワークづくりが必要不可欠であり、夢の実現に向かう第一歩となるはずです。
同じ志を持つ仲間を増やすこと、会員拡大もネットワークづくりの一部であり、私達青年会議所の基本運動でもあります。机上の空論で終わらせるのではなく、青年らしく行動力を発揮し、スピード感をもって自身の向上と成長を望む若き人材を一人でも多く発掘しましょう。
また、ネットワークを築き、連係を深める際に必要になるのは思いを伝え合うこと、そしてその機会を創ることです。思いを伝えるのは難しいことですが、努力を惜しまず、ホームページをはじめ、あらゆる媒体の特性を活かしながら、幅広い世代へ私達の思いを発信していきましょう。

子ども達に語り継げる大人になろう

私達はこのまちの魅力を子ども達に語り継げる大人でしょうか。
丹後の美しい海、古代丹後王国に遡る悠久の歴史、40箇所以上に上る豊富な温泉や海の幸、山の幸は多くの方を魅了してきました。その魅力を子ども達に語り継ぐことは私達大人の責任です。また、自分達のまちについて知識を深めることはまちづくりやまちの発展に欠かせないことです。これまで積み重ねてきた経験を活かしながら諸団体と連係し多くの学びや気づきを私達が得ることで、子ども達にまちの魅力を語り継げる大人になれると確信します。

常に前向きの変化をし続けよう

私達は常に進化し続けているのでしょうか。
青年会議所の46年に渡る歴史と伝統を守らねばという責務と時代に即した新しいスタイルが求められているという現実に面し、まさに時代の転換期にあると実感しています。組織も生物と同じように、生き残るために環境や時代の変化に対応し進化し続けなければなりません。そのためには「今のままで良いのか」と問い続ける文化を育み、イノベーションを繰り返さなければなりません。進化を続ける団体は魅力的な組織となり、自然と人々を惹きつけるものです。そんな魅力ある青年会議所を創り上げていきましょう。

青年らしく明るく元気に行動しよう

私達は地域の方々へ未来への希望を示せているのでしょうか。
青年会議所が40歳までの青年によって構成されている理由の一つは、若さゆえの柔軟な英知と勇気、情熱、そしてそれを実行する行動力とスピードがあるからです。困難に直面した時、決して無理だと考えず、英知を振り絞り、労を厭わず、不可能も可能にする勇気と行動力を持ちましょう。時代の移り変わりが激しい現代ではスピード感も問われます。良いと信じたことはすぐに実行しましょう。自分自身の成長によって生みだされる自信も、夢を実現させる行動力を後押しすると信じます。「青年らしさ」を大切に、自らの限界を定めず果敢に取り組み、情熱を持って前向きに行動する姿勢を地域の方に見ていただきましょう。その姿をお見せすることが地域をリードする青年の集まりである「青年会議所」の役目でもあり、未来への希望を地域の方に抱かせるのだと信じます。

むすびに

『多くの影を取り除くのには一筋の陽光で十分である』 聖フランシス


中世ヨーロッパの最も著名な聖人の一人であり、国や教派を超えて世界中の人々から愛されている聖フランシスは、困難な中にあってもたった一筋の光があれば人は未来への希望を見ることができると説いています。環境、経済、震災、高齢化等多くの難しい問題を抱えていますが、40歳までの限られたこの時間を、青年らしさを大切に、明るく元気に行動しましょう。そして「あなたのお陰で勇気づけられた」と言われるような、一筋の光となるよう自らを磨き、まちを照らす希望の存在となりましょう。

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